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今回の目的地は長野県湯田中渋温泉
『千と千尋の神隠し』の湯屋のモデルとなった建物の1つ(ではないか?)とも言われている”歴史の宿 金具屋”さんです。
その名の通り歴史は長く、創業は宝暦8年(1758年)なんと250年!
この木造四階建ての”斉月楼”(昭和10年代3年の歳月をかけて建設)は国の登録有形文化財に指定されているそうです。
建物の細工一つ一つがとっても細かくてステキ。
窓枠が富士山の形で、照明を月に見立てているという斉月楼の踊り場
一見外にいるかのような廊下
館内は迷路のように入り組んでいて、8つの内湯をめぐるだけでもまるでテーマパークのようです。
源泉100%かけ流しのお風呂で、源泉を4本つ所有しているので、それぞれ泉質が異なる温泉が楽しめます。
そのうち5つは貸切風呂で、空いていれば予約なしで一晩中自由に入れるという素晴らしさ。
貸切風呂の1つ 船の形になっている”和予の湯”
温泉街はとっても風情があり、卓球場や射的場なんかもあって、温泉街の石畳を歩く人のカランコロンという下駄の音も心地よいのです。
そして渋温泉といえば”厄除巡浴九湯めぐり”。9つの外湯をめぐり、最後に高薬師さんにお参りをすると満願成就につながるといわれているそうです。
残念ながら宿のお風呂でもすべて入りきれなかったので、今回は外湯までいけませんでした。
外湯は源泉から直接お湯を引いていて加水されていないので常に”熱い”らしく、入れるまでの適温にするのに時間がかかり、9つすべてをめぐるのはなかなか気合いがいりそうです。
さすがに満願成就への道は遠い・・・。
唯一足湯だけは浸かってきました。
足湯だけでも浸かった後は全身ぽっかぽかでした。
2日目につづく。
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